京都市幽霊バス問題
京都市幽霊バス問題
執行委員ダイヤの一例として、当時のスタフを再現してみました。

左側の特202とあるのは快速202号系統のことです。元々各停留所に停車する特202号系統として新設され、通学輸送に特化するため主要停留所のみに停車する快速特202号系統となり、さらに快速202号系統と変わりましたが、運用上は特202号系統としていたようです。また特208号系統も、秋の紅葉時期で午後ならこういう区間で運行する需要はあるでしょうけど、午前中のこんな時間に利用客が見込めるとは思えない。つまり労働組合の役員に2時間ほど乗務させ、残りの時間で組合活動に専念してもらうためのダイヤにすぎないのです。役員が休みだと運行する必要が無いし、運行する人もいないので、当然運休となりますが、利用客に影響が無いよう、わざと時刻表に掲載しなかったのです。
幽霊バスの例
特208号系統
快速 202号系統


撮影当時は夜勤のある仕事をしており、9時に終わって西大路五条の停留所へ行くと、時刻表に無い快速202号系統が来たので、思わず乗車してスタフと見たところ「執行委員」の文字があったので、これがあの「幽霊バス」か!と思った次第です。
臨203号系統


あと朝日放送の報道番組「ABC NEWSゆう」で取り上げていたのは、37号系統の区間便扱いである西賀茂車庫前→北大路バスターミナルで、白地に黒幕の「北大路バスターミナル」を表示して運行されていた。他にもあったようだが、私の調べた限りではこれだけしかわからなかった。
