1996年度 西工58MC ツーステップ

西工58MC B-I ツーステップ
1996年度導入車


 主要諸元 
メーカー:日野自動車工業
型式:KC-HU2MLCA
車体製造:西日本車体工業
車種名:西工58MC B-I
車体:前後扉ツーステップ
全長:10300mm
全幅:2490mm
全高:3100mm
エンジン型式:M10U型 4サイクル水冷
過給機:無過給(自然吸気式)
シリンダー配列直列6気筒
動弁機構:OHV 2バルブ
ボア×ストロークXXXmm×XXXmm
総排気量:9880cc
圧縮比:XX.X
最高出力:169kW(230PS)/2500rpm
最大トルク:686N・m(70kg・m)/1500rpm
搭載方法:縦置き水平(横倒し)
変速機:フィンガーコントロール式5速MT
            (FFシフト)
乗車定員:71名
備考:前後扉大型ツーステップバス
         平成6年排出ガス規制適合車
         アイドリングスタート&ストップ
         ABS装備
         燃料タンク右側
         給油口右側

 車両リスト 

 解 説 
1996年度より数年間は導入車両が少なくなった。これは1997年に地下鉄東西線開業と、烏丸線国際会館延伸を控えており、これにより山科・醍醐地区の京阪バスへの移管と、岩倉地区の一部京都バス移管がある。そのため車両に余剰が出てくることが確実なので、導入台数を絞ったのだろう。
本年度導入車両は、4メーカーすべてでアイドリングストップ&スタートシステムを標準装備しており、特にPRする必要もないためか、側面には何も無く、後部に小さい水色文字でアイドリングストップバスと表記されているだけとなった。
1996年度には日野車が合計6台が導入され、通常のディーゼルエンジン車が西工ボディを採用した6404号車の1台、HIMR車が純正車体の6421~6425号車の5台となる。西工ボディは1996年に58MCから96MCへモデルチェンジしており、58MCはこの年度の導入車が最後となった。6404号車は、基本的には前年度導入の6243~6248号車に準じており、相違点は今年度より標準となった、アイドリングストップ&スタートシステムが搭載された程度。6404号車は新製当初は醍醐営業所に配置され、同営業所の最後の新車となった。醍醐営業所廃止後は烏丸営業所錦林支所に転属している。その後2007年3月から西賀茂営業所へ転属したが、2015年2月に錦林出張所に再び転属している。
2017年2月に廃車となり、醍醐営業所に在籍したことのある車両はこれで全廃となった。