三菱ふそう+西工58MCリフト 1991年度導入車
三菱ふそう+西工58MCリフト
1991年度導入車
主要諸元
解 説
京都市バス初のリフト付きバスとして登場。フロントオーバーハングを通常車体より250mm延長し、扉を左右開きのグライドスライドドアとした。そこに通常は2段ステップとなる折りたたみ式で、車いすが搭載できるリフトを備えている。運賃箱が邪魔になるので、90度回転できるようにしてある。リフトがあるので、西工ボディなら標準の視野拡大窓が設置できないため、左側の窓が1段下がったB-IIボディとしてある。オーバーハングを延長しているので、型式名には「改」の文字が入っている。ちなみにMBECSもU-MP618K改だが、関連は無い。
さらに前後には「ふれあい号 リフト付きバス」と車いすマークがデザインされたヘッドマークも備えている。停留所に掲示されている時刻表には、運行時刻に△印が付いていた。この時点では2台配置で予備車が無く、検査時等は一般車で代走しており、車いすの乗客を断ることもあったようです。これを解消するために翌年度に1台追加増備しています。
※取消線の号車は記事に写真が無い。
※黒数字の号車は記事が無い。