京都200か05-18
京都200 か ・5 18
2002年度導入
2014年度在籍中
メーカー:
型式:
KL-HU2PMEE
車体製造:
日野車体工業
車体:
変速機:
ECOMAT(ZF製トルコン式A/T)
現所属:
梅津営業所(西日本ジェイアールバス)
備考:
大型ノンステップバス
解 説
2002年度の日野車は、2001年度に引き続きブルーリボンシティ・ノンステップが導入された。
日野の大型車であるブルーリボンは、2000年6月に平成11年排ガス規制適合を行い、1985年に続いて二度目となる大幅なマイナーチェンジが施された。それに伴い車種名がブルーリボンシティと改められている。フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジとしたのは、当時既にいすゞ自動車との間でバス事業の統合準備を進めており、無駄な投資を抑制していたからだろう。
構造的にはブルーリボン・ノンステップと全く同じであり、直列6気筒エンジンを後部に垂直横置とし、リアオーバーハングに機器類を集中させている。ホイールベースも変わらす5110mmとなっており、広めの中扉と合わせてノンステップ部分の床面積を広く取っている。タイヤハウス間も車いすが通れるだけの幅を確保してはいるが、車いすの乗降は中扉で簡易スロープを用いることとしたので、前扉の電動スロープ板は省略された。ブルーリボン・ノンステップでは後輪タイヤハウス上の座席が後向きで、後部の5人掛け座席と対面するという変則的な配置となっていたが、これはタイヤハウス形状や床高さの見直しで、前向きに改められた。
車体は前部分を除きほとんど同一だが、中扉より後部の窓は前部と同じ高さとなり、下部に黒色フィルムを貼ることで床の高さと合わせてある。それ以外は同一で、後部に樹脂パーツを用いる点も同じ。
最大の変更は前面形状で、ブルーリボンの直線的な形状から、曲線の多い形状となり、フロントバンパーとヘッドライトが一体化されている。また京都市バスでは標準装備としているセイフティウィンドウが、これまでのオプションから標準となった。2001年度導入車は、前扉開閉コックをフロントバンパーのナンバープレート部に設けていたが、使いづらくて不評だったのか、2002年度からはセイフティウィンドウをやや小さくし、捻出したスペースに設けている。それ以外はほぼ2001年度導入車と変わらない。
2003年3月に8台が導入され、日野車がメインで配置されている西賀茂営業所に4台、梅津営業所に3台、錦林出張所に1台が配置されている。民間委託化に伴い、そちらの管轄になった車両もあるが、営業所間での転属は現在まで無い。
27号系統
撮影:西大路五条
撮影:中ノ橋五条
518号車は、27号系統⇔203号系統の乗り継ぎ券発券機を装備しており、直営時代はエルガミオの予備車となっていたようだ。
32号系統
撮影:四条大宮
撮影:四条大宮
撮影:西大路五条
80号系統
撮影:西大路五条
解 説
32・80号系統グループでの運用がメインだったが、乗り継ぎ券発券機を装備していたので、27号系統でも運用されることがあった。
10号系統
59号系統
撮影:立命館大学前
撮影した2006年当時は、まだ「アイドリングストップバス」のステッカーすら無く、すっきりしていた。
撮影:千本北大路
特59号系統
撮影:山越~広沢池・佛大広沢校前
撮影:広沢池・佛大広沢校前~山越中町
71号系統
撮影:九条車庫前
撮影:大宮五条
臨時 (特205号系統)
撮影:北野中学前
回送車
撮影:わら天神前
解 説
2006年3月改正で、梅津営業所の一部が京阪バスに委託されるようになった。これにより2002年度の日野車はすべて京阪バス配置となり、直営には無い。また27号系統で運用されることは無くなったので、乗り継ぎ券発券機は取り外された。
撮影: