京都200か05-17

 京都200 か ・517 

2002年度導入
2014年度在籍中
メーカー:
型式:
KL-HU2PMEE
車体製造:
日野車体工業 
車体:
変速機:
ECOMAT(ZF製トルコン式A/T)
現所属:
備考:
2002年度の日野車は、2001年度に引き続きブルーリボンシティ・ノンステップが導入された。
日野の大型車であるブルーリボンは、2000年6月に平成11年排ガス規制適合を行い、1985年に続いて二度目となる大幅なマイナーチェンジが施された。それに伴い車種名がブルーリボンシティと改められている。フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジとしたのは、当時既にいすゞ自動車との間でバス事業の統合準備を進めており、無駄な投資を抑制していたからだろう。
構造的にはブルーリボン・ノンステップと全く同じであり、直列6気筒エンジンを後部に垂直横置とし、リアオーバーハングに機器類を集中させている。ホイールベースも変わらす5110mmとなっており、広めの中扉と合わせてノンステップ部分の床面積を広く取っている。タイヤハウス間も車いすが通れるだけの幅を確保してはいるが、車いすの乗降は中扉で簡易スロープを用いることとしたので、前扉の電動スロープ板は省略された。ブルーリボン・ノンステップでは後輪タイヤハウス上の座席が後向きで、後部の5人掛け座席と対面するという変則的な配置となっていたが、これはタイヤハウス形状や床高さの見直しで、前向きに改められた。
車体は前部分を除きほとんど同一だが、中扉より後部の窓は前部と同じ高さとなり、下部に黒色フィルムを貼ることで床の高さと合わせてある。それ以外は同一で、後部に樹脂パーツを用いる点も同じ。
最大の変更は前面形状で、ブルーリボンの直線的な形状から、曲線の多い形状となり、フロントバンパーとヘッドライトが一体化されている。また京都市バスでは標準装備としているセイフティウィンドウが、これまでのオプションから標準となった。2001年度導入車は、前扉開閉コックをフロントバンパーのナンバープレート部に設けていたが、使いづらくて不評だったのか、2002年度からはセイフティウィンドウをやや小さくし、捻出したスペースに設けている。それ以外はほぼ2001年度導入車と変わらない。
2003年3月に8台が導入され、日野車がメインで配置されている西賀茂営業所に4台、梅津営業所に3台、錦林出張所に1台が配置されている。民間委託化に伴い、そちらの管轄になった車両もあるが、営業所間での転属は現在まで無い。

 A.梅津営業所(京都市/単区間車)  
 2003-03~2006-03

 一般塗装 

 32号系統 
イメージ 1
撮影:中ノ橋五条

イメージ 2
イメージ 3
撮影:西大路五条

 80号系統 
イメージ 4
イメージ 5
撮影:西大路五条

 解 説 
32・80号系統グループでの運用がメインだった。

 B.梅津営業所(京阪バス/単区間車)  
 2006-03~2008-11
 
 一般塗装 

 10号系統 
イメージ 6
撮影:千本丸太町

イメージ 7
撮影:千本丸太町
ラッピング広告車となる前の右側側面広告看板は、516号車と同じく京料理 岡庄だった。

イメージ 8
撮影:北野白梅町

 12号系統 
イメージ 9
撮影:千本北大路

イメージ 10
撮影:金閣寺道~金閣寺

 59号系統 
イメージ 11
撮影:千本北大路

イメージ 12
撮影:ライトハウス

イメージ 13
撮影:千本北大路
運転手はこちらのカメラに気付いて手で顔を隠している。

 71号系統 
イメージ 14
イメージ 15
撮影:京都駅八条口アバンティ
この運転手もこちらのカメラに気付いて顔を隠している。ひょっとすると上の59号系統と同じ人かもしれない。ちなみに梅津京阪で71号系統を受け持ったのは、2006年3月から2007年3月までの1年間だけ。

イメージ 16
撮影:四条大宮
71号系統のブルーリボンシティはあまり多く見かけなかったので、今見るとかなり違和感がありますね。

 回送車
イメージ 17
撮影:立命館大学
梅津京阪が51号系統を受け持ったのは2006年3月~2007年3月だが、この時期だけ衣笠操車場を使用せず、梅津営業所での直接操車を行っていた。そのため立命館大学前到着後は、Uターンして梅津営業所に回送された。10号系統の幕を表示しているのは、回送車幕に変更中に撮影したため。

イメージ 18
撮影:山越中
山越操車場から梅津営業所へ向かう回送車。

 解 説 
2006年3月改正で、梅津営業所の一部が京阪バスに委託されるようになった。これにより2002年度の日野車はすべて京阪バス配置となり、直営には無い。2007年3月改正からは、51・71号系統が九条京阪に移管し、12・M1号系統が梅津京阪の受け持ちとなった。

 C.梅津営業所(京阪バス/単区間車)  
 2008-11~2009-11
 
 一般塗装   京都美容専門学校 ラッピング広告車 

 10号系統 
イメージ 19
バス車内から撮影。

 12号系統 
イメージ 20
撮影:千本北大路

 59号系統 
イメージ 21
撮影:千本北大路

イメージ 22
撮影:千本鞍馬口

イメージ 23
撮影:千本北大路

 回送車
イメージ 24
撮影:西大路四条

 解 説 
2008年11月頃に、京都美容専門学校のラッピング広告車となる。目撃機会が少なく、あまり良い写真が無い。

 D.梅津営業所(京阪バス/単区間車)  
 2009-11~2014-03
 
 一般塗装 

 10号系統 
イメージ 25
撮影:千本中立売

イメージ 26
撮影:千本今出川

イメージ 27
撮影:太秦北路町~山越東町
京都マラソン2013開催による交通規制時間のため、迂回運行していた。

 12号系統 
イメージ 28
撮影:金閣寺前~金閣寺

イメージ 29
撮影:四条高倉

 59号系統 
イメージ 30
撮影:千本北大路

イメージ 31
撮影:千本北大路

イメージ 32
撮影:千本北大路
この方向幕は誤表示。本来は金閣寺前を過ぎて衣笠総門町からの幕。

イメージ 33
撮影:山越中

 特59号系統 
イメージ 34
撮影:千本鞍馬口ライトハウス

 臨時 (特205号系統) 
イメージ 35
撮影:衣笠校前~わら天神前

 回送車
イメージ 36
撮影:山越操車場
梅津営業所から山越操車場に到着した回送車。

イメージ 37

イメージ 38
撮影:わら天神前

イメージ 39
撮影:常盤御池町
多分梅津営業所から衣笠操車場へ向かっている回送車だと思う。

 解 説 
2009年11月頃にラッピングが解除されたようです。

 E.梅津営業所(西日本JRバス/単区間車)  
 2014-03~
 
 一般塗装   新デザイン方向幕 

 10号系統 
イメージ 40
バス車内から撮影。

 11号系統 
撮影:

 26号系統 
撮影:

 59号系統 
イメージ 41
イメージ 42
撮影:千本北大路~千本鞍馬口

 特59号系統 
撮影:

 75号系統 
撮影:

 93号系統 
撮影:

 特93号系統 
撮影:

 回送車 

撮影:

 解 説 
2014年3月改正で方向幕がリニューアルされた。同改正では委託先の変更がかなりあり、梅津営業所の一部委託先も、京阪バスから西日本JRバスとなる。受け持ち系統も変更になり、26・75・80号系統でも運用されるようになった。また嵐山地区の均一区間化に伴い、11・93・特93号系統が単区間車で運用されるようになる。