京都200か05-16
京都200 か ・516
2002年度導入
2014年度在籍中
メーカー:
型式:
KL-HU2PMEE
車体製造:
日野車体工業
車体:
変速機:
ECOMAT(ZF製トルコン式A/T)
現所属:
梅津営業所(西日本ジェイアールバス)
備考:
大型ノンステップバス
解 説
2002年度の日野車は、2001年度に引き続きブルーリボンシティ・ノンステップが導入された。
日野の大型車であるブルーリボンは、2000年6月に平成11年排ガス規制適合を行い、1985年に続いて二度目となる大幅なマイナーチェンジが施された。それに伴い車種名がブルーリボンシティと改められている。フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジとしたのは、当時既にいすゞ自動車との間でバス事業の統合準備を進めており、無駄な投資を抑制していたからだろう。
構造的にはブルーリボン・ノンステップと全く同じであり、直列6気筒エンジンを後部に垂直横置とし、リアオーバーハングに機器類を集中させている。ホイールベースも変わらす5110mmとなっており、広めの中扉と合わせてノンステップ部分の床面積を広く取っている。タイヤハウス間も車いすが通れるだけの幅を確保してはいるが、車いすの乗降は中扉で簡易スロープを用いることとしたので、前扉の電動スロープ板は省略された。ブルーリボン・ノンステップでは後輪タイヤハウス上の座席が後向きで、後部の5人掛け座席と対面するという変則的な配置となっていたが、これはタイヤハウス形状や床高さの見直しで、前向きに改められた。
車体は前部分を除きほとんど同一だが、中扉より後部の窓は前部と同じ高さとなり、下部に黒色フィルムを貼ることで床の高さと合わせてある。それ以外は同一で、後部に樹脂パーツを用いる点も同じ。
最大の変更は前面形状で、ブルーリボンの直線的な形状から、曲線の多い形状となり、フロントバンパーとヘッドライトが一体化されている。また京都市バスでは標準装備としているセイフティウィンドウが、これまでのオプションから標準となった。2001年度導入車は、前扉開閉コックをフロントバンパーのナンバープレート部に設けていたが、使いづらくて不評だったのか、2002年度からはセイフティウィンドウをやや小さくし、捻出したスペースに設けている。それ以外はほぼ2001年度導入車と変わらない。
2003年3月に8台が導入され、日野車がメインで配置されている西賀茂営業所に4台、梅津営業所に3台、錦林出張所に1台が配置されている。民間委託化に伴い、そちらの管轄になった車両もあるが、営業所間での転属は現在まで無い。
32号系統
撮影:中ノ橋五条
撮影:四条大宮
撮影:大宮五条
撮影:西大路五条
80号系統
撮影:中ノ橋五条
撮影:京都外大前
10号系統
撮影:千本中立売~千本今出川
59号系統
撮影:千本北大路撮影:三条京阪前
撮影:千本北大路
千本北大路交差点は、歩車分離信号を採用しており、千本通の南側から北大路通への左折は、1サイクルで5秒間しか青矢印が出ない。このため59号系統は信号待ちの時間が長く、下手したらライトハウス前で間に合わなくても、千本北大路まで走れば間に合うこともある。
特59号系統
撮影:千本鞍馬口
撮影:塔ノ下町
バス車内から撮影。特59号系統と59号系統が団子運転になっていた。特59は広沢池・佛大広沢校前を経由するので、山越中町到着は後の59の方が早くなるのだろう。
臨時(特205号系統)
撮影:西ノ京円町~北野中学前
バス車内から撮影。以前は回送便の一部を通学輸送補助のため客扱いしているだけだった。そのため片道しか設定されていなかった。
撮影:西大路四条
回送車
撮影:西大路四条
特205号系統での降車扱い終了後、梅津営業所へ回送された。
撮影:立命館大学前
撮影:わら天神前~衣笠校前
全ての回送便が特205号系統として客扱いしていたわけではなかった。
解 説
撮影:京都駅前
折り返し間合いの時間中、ターミナル内に待機する場所が無かったので、一旦回送車表示でターミナルから抜け、再び戻ることで時間稼ぎしているのだろう。