京都200か05-12
京都200 か ・5 12
2002年度導入
2014年度在籍中
メーカー:
型式:
KL-HU2PMEE
車体製造:
日野車体工業
車体:
変速機:
ECOMAT(ZF製トルコン式A/T)
現所属:
西賀茂営業所(京都市)
備考:
大型ノンステップバス
解 説
2002年度の日野車は、2001年度に引き続きブルーリボンシティ・ノンステップが導入された。
日野の大型車であるブルーリボンは、2000年6月に平成11年排ガス規制適合を行い、1985年に続いて二度目となる大幅なマイナーチェンジが施された。それに伴い車種名がブルーリボンシティと改められている。フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジとしたのは、当時既にいすゞ自動車との間でバス事業の統合準備を進めており、無駄な投資を抑制していたからだろう。
構造的にはブルーリボン・ノンステップと全く同じであり、直列6気筒エンジンを後部に垂直横置とし、リアオーバーハングに機器類を集中させている。ホイールベースも変わらす5110mmとなっており、広めの中扉と合わせてノンステップ部分の床面積を広く取っている。タイヤハウス間も車いすが通れるだけの幅を確保してはいるが、車いすの乗降は中扉で簡易スロープを用いることとしたので、前扉の電動スロープ板は省略された。ブルーリボン・ノンステップでは後輪タイヤハウス上の座席が後向きで、後部の5人掛け座席と対面するという変則的な配置となっていたが、これはタイヤハウス形状や床高さの見直しで、前向きに改められた。
車体は前部分を除きほとんど同一だが、中扉より後部の窓は前部と同じ高さとなり、下部に黒色フィルムを貼ることで床の高さと合わせてある。それ以外は同一で、後部に樹脂パーツを用いる点も同じ。
最大の変更は前面形状で、ブルーリボンの直線的な形状から、曲線の多い形状となり、フロントバンパーとヘッドライトが一体化されている。また京都市バスでは標準装備としているセイフティウィンドウが、これまでのオプションから標準となった。2001年度導入車は、前扉開閉コックをフロントバンパーのナンバープレート部に設けていたが、使いづらくて不評だったのか、2002年度からはセイフティウィンドウをやや小さくし、捻出したスペースに設けている。またクーラーコンデンサの形状が変更され、前後長が短くなった。
2003年3月に8台が導入され、日野車がメインで配置されている西賀茂営業所に4台、梅津営業所に3台、錦林出張所に1台が配置されている。民間委託化に伴い、そちらの管轄になった車両もあるが、営業所間での転属は現在まで無い。
1号系統
撮影:北大路駅前~植物園前
撮影:千本北大路
4号系統
撮影:四条河原町
撮影:京都市役所前
9号系統
撮影:京都駅前
12号系統
撮影:立命館大学前
撮影:衣笠操車場
55号系統
撮影:立命館大学前
解 説
2005年~2006年は、特にどこの操車というわけでもなかったようです。しかし撮影機会の一番多いはずの46号系統では撮影していません。この時期は46号系統はあえてノンステ車を入れていなかったみたいです。
1号系統
撮影:千本北大路
回送車
撮影:千本北大路
千本北大路交差点を北から東へ左折して行った。
撮影:上賀茂神社操車場
上の46号系統で到着後、西賀茂営業所へ回送される。この時期は上賀茂神社操車場を使用するのは、京都バス委託の4号系統と67号系統だけだった。ただし時間調整や運転手がトイレに行きたい時は、操車場に一時停車させていることもあった。
解 説
2007年3月改正で、西賀茂営業所の担当系統が大幅に変更され、一部は京都バスに委託されるようになったが、2002年度の日野車はすべて直営配置となっている。
撮影:
解 説