京都200か03-38

 京都200 か ・338 

2001年度導入
2014年度在籍中
メーカー:
型式:
KL-HU2PMEE
車体製造:
日野車体工業 
車体:
変速機:
ECOMAT(ZF製トルコン式A/T)
現所属:
西賀茂営業所(京都市交通局)
備考:

 解 説 
2000年度の日野車は、中型車をベースに車体を延長した「中型ロング」と呼ばれる中型車幅の10.5m車を導入したが、市内中心部ではあまり実用的ではなかったようで、2001年度からは再び大型ノンステップバスの導入となった。
日野の大型車であるブルーリボンは、2000年6月に平成11年排ガス規制適合を行い、1985年に続いて二度目となる大幅なマイナーチェンジが施された。それに伴い車種名がブルーリボンシティと改められている。フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジとしたのは、当時既にいすゞ自動車との間でバス事業の統合準備を進めており、無駄な投資を抑制していたからだろう。
構造的にはブルーリボン・ノンステップと全く同じであり、直列6気筒エンジンを後部に垂直横置とし、リアオーバーハングに機器類を集中させている。ホイールベースも変わらす5110mmとなっており、広めの中扉と合わせてノンステップ部分の床面積を広く取っている。タイヤハウス間も車いすが通れるだけの幅を確保してはいるが、車いすの乗降は中扉で簡易スロープを用いることとしたので、前扉の電動スロープ板は省略された。ブルーリボン・ノンステップでは後輪タイヤハウス上の座席が後向きで、後部の5人掛け座席と対面するという変則的な配置となっていたが、これはタイヤハウス形状や床高さの見直しで、前向きに改められた。
車体は前部分を除きほとんど同一だが、中扉より後部の窓は前部と同じ高さとなり、下部に黒色フィルムを貼ることで床の高さと合わせてある。それ以外は同一で、後部に樹脂パーツを用いる点も同じ。
最大の変更は前面形状で、ブルーリボンの直線的な形状から、曲線の多い形状となり、フロントバンパーとヘッドライトが一体化されている。また京都市バスでは標準装備としているセイフティウィンドウが、これまでのオプションから標準となった。このため外部ドアコックの設置場所が確保出来ず、ナンバープレートの裏側に設置となった。
2002年3月に10台が導入され、日野車がメインで配置されていた西賀茂営業所と烏丸営業所錦林出張所に新製配置となった。梅津営業所も日野車が配置されているが、2001年度は配置されていない。

 A.烏丸営業所錦林出張所(京都市/単・多区間兼用車)  
 2002-03~2008-12

 一般塗装 

 17号系統 
イメージ 1
撮影:京都駅前

イメージ 2
撮影:京都駅前
バス車内から撮影。

 203号系統 
イメージ 3
撮影:四条烏丸

イメージ 4
撮影:烏丸営業所錦林出張所

 解 説 
新製配置は錦林出張所だった。当時5号系統を受け持っていたので、単・多区間兼用車となっていた。

 B.西賀茂営業所(京都市/単区間車)  
 2008-12~2014-03
 
 一般塗装 

 1号系統 
イメージ 5
撮影:大宮総門口町~山ノ前町

イメージ 6
撮影:千本北大路

 9号系統 
イメージ 7
撮影:京都駅前

 46号系統 
イメージ 8
撮影:千本今出川

イメージ 9
撮影:乾隆校前

イメージ 10
撮影:千本鞍馬口

イメージ 11
撮影:千本北大路

 解 説 
2008年度新車導入・廃車による車両配転で、錦林出張所から西賀茂営業所直営に転属した。

 C.西賀茂営業所(京都市/単区間車)  
 2014-03~
 
 一般塗装   新デザイン方向幕 

 1号系統 
撮影:

 9号系統 
撮影:

 12号系統 
イメージ 12

 15号系統 
イメージ 13
イメージ 14
撮影:衣笠操車場

 37号系統 
撮影:

 55号系統 
イメージ 15
撮影:四条大宮

 解 説 
2014年3月改正で方向幕がリニューアルされた。また同改正では西賀茂営業所の体制が2007年3月改正以前とほぼ同様となり、すべて単区間系統となったので、多区間装備を外している。