ステッカー類について

ステッカー類について

市バス車両に添付されているステッカー類が種類が多く、すべて把握しているわけではないのですが、わかる限り解説していきます。


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国土交通省による「標準仕様ノンステップバス」のステッカーで、2004年度と2005年度の車両は青色のステッカー、2005年度基準を満たした2006年度~2014年度導入車は緑色のステッカーが貼付されている。2015年に若干の認定要領改正があり、2015年度導入車からピンク色のステッカーが貼付されている。
一部基準を満たさないため、ステッカーの色が同年式他型式車と異なる場合があり、2006年度導入の三菱エアロスターCNGノンステップは青色、2015年度導入の日野ポンチョは緑色。当然ながらワンステップバスには貼付されない。
経年により劣化している車両も多い。

 市バス 
ラッピング車両(広告車両など)は、市バスであることを強調するため、後や側面の窓ガラス部分に「市バス」ステッカーを貼ってある。ラッピング広告が解除されてからも、剥がし忘れていることがある。


2007年2月に「気候変動に関する世界市長・首長協議会(WMCCC)」京都会議が開催されたので、それにちなんでアイドリングスタート&ストップ機構を備えた対象車両すべてに貼られた。貼付から10年以上経過しており、経年劣化が進んでボロボロになったり剥がれたりしている車両も多い。


 ドライブレコーダー搭載車両 (運転席ダッシュボードに貼付)
 運行記録カメラ作動中 (中扉戸袋窓に貼付)
 ドライブレコーダー搭載 (後部車体に貼付)
京都市バスではすべての車両にドライブレコーダーを搭載することになり、まず2010年度(2011年3月)内に10台が先行で搭載され、2012年度と2013年度の2年間で全車両の搭載を完了した。先行で搭載された車両は、ステッカーのフォントが異なる。西賀茂営業所の一部車両は、前部のステッカーがダッシュボードではなく、外部の車体に貼られている。ラッピング車両は広告と干渉するのを避けるため、後窓ガラスに貼ってる車両もある。



毎月16日はノーマイカーデー DO YOU KYOTO? 環境にいいことしてますか?
DO YOU KYOTO?は京都議定書にちなんで、京都から世界に向けて発信する「環境にいいことしていますか?」という意味の合言葉です。京都議定書が発効した2月16日にちなんで京都市環境政策地球温暖化対策室が毎月16日を「DO YOU KYOTO?デー」と定めた。2016年2月ごろよりステッカーが貼られている。





 🚲左「すりぬけ」はキケンです。🚲 
2015年12月ごろより車両後部左側角に縦長のステッカーが貼られるようになった。何故か2016年2月~3月に廃車になった車両にも一部貼られていたり、当分使用されラッピングもされていない車両には貼られなかったりと、ちぐはぐなことになっていた。



環境にやさしいバイオディーゼル燃料車
京都市では京都議定書が誕生した1997年から、全国に先駆けて一般家庭から出される使用済てんぷら油や、レストランや食堂などから出される廃食用油を原料としたバイオディーゼル燃料(BDF)を製造している。京都市バスでは横大路営業所のディーゼル車に軽油に5%混合した燃料が使用されている。これは軽油と混合して利用する場合、「揮発油等の品質の確保等に関する法律(品確法)」により、混合上限が5%までに制限されているという事情によるもの。それ以外ではごみ収集車に100%濃度のバイオディーゼル燃料を使用している。
家庭から回収した天ぷら油がキチンとリサイクルされていることをPRするため、2008年度導入車までは戸袋部分に「みやこ・めぐるオイル」のキャラクターを配したオレンジのステッカーが貼られていたが、その後の車両転属や新車導入などで貼られていない車両が増えてきたことから、2015年10月には大型ステッカーが車体側面に貼られるようになった。従来のステッカーもそのままなので、両方が貼られている車両も多い。


ICカードステッカー
スルッとKANSAIステッカー
2014年12月24日にICカードの相互利用が開始され、それまでのスルッとKANSAIステッカーが、PiTaPaICOCA及び相互利用できるICカードのステッカーに変更された。1日で変更するために、スルッとKANSAIステッカーの上からそのままICカードのステッカーを貼っているものも多い。


白くまステッカー
まだ冷房車両の少なかった時代、冷房搭載車両には白くまを模したヘッドマークが取り付けられていた。若干デザインは異なるものの、それを踏襲しているのか戸袋窓部分に小さいステッカーが貼られている。

車いすステッカー
バリアフリー対象車両全てに方向幕の公式側と後部に貼られている。種類が複数あるが、私自身は区別に無頓着なので、すらいむ*氏のブログ「すらいむのバス日記」の「車椅子マーク」記事を参照して下さい。更新は終了していますが、記事自体は閲覧可能です。


ベビーカー
以前からベビーカー搭載可を示すピンクのステッカーが一部の営業所車両に貼られていたが、2016年に対象車両すべてにブルーのステッカーが貼られ、ピンクステッカーだった車両もブルーステッカーに変更された。


臨時マグネットステッカー
臨時便では臨時パウチを車内から掲示していた。昔は出したり出さなかったりだったが、幽霊バス問題以降厳格化されたようです。また方向幕に設定されていない行先などを掲示することも多く見られた。
しかしフロントガラスに反射して鬱陶しいという問題から、一部で安全確認窓に掲示する行為が行われ、それが問題化したことから2016年秋にいったん中止となり、11月からはマグネットステッカーを貼るようになった。臨時の文字と営業所が書かれており、直営は営業所を表す部分が緑、委託は青になっている。

ECOサマーマグネットステッカー
毎年7月~9月の土休日及び小学校の夏休み期間(7月21日~8月31日)は、家族での公共交通機関を促進するため、保護者1人につき小学生2名までの小児運賃を無料にしています。保護者の運賃支払い方法に制限はなく、降車時に運転手に「エコサマー」であることを告げるだけ。現在は市バスだけでなく、京都市内の路線バス事業者の大半と嵐電が加わっている。
2016年夏より、夏休み期間のみ入口中扉付近にマグネットステッカーが貼られるようになった。