京都200か06-95
京都200 か ・6 95
2003年度導入
今年度在籍中
メーカー:
型式:
KL-HU2PMEE
車体製造:
日野車体工業
車体:
変速機:
ECOMAT(ZF製トルコン式A/T)
現所属:
烏丸営業所錦林出張所(京都バス)
備考:
大型ノンステップバス
解 説
2003年度の日野車は、2002年度に引き続きブルーリボンシティ・ノンステップが導入された。
日野の大型車であるブルーリボンは、2000年6月に平成11年排ガス規制適合を行い、1985年に続いて二度目となる大幅なマイナーチェンジが施された。それに伴い車種名がブルーリボンシティと改められている。フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジとしたのは、当時既にいすゞ自動車との間でバス事業の統合準備を進めており、無駄な投資を抑制していたからだろう。
構造的にはブルーリボン・ノンステップと全く同じであり、直列6気筒エンジンを後部に垂直横置とし、リアオーバーハングに機器類を集中させている。ホイールベースも変わらす5110mmとなっており、広めの中扉と合わせてノンステップ部分の床面積を広く取っている。タイヤハウス間も車いすが通れるだけの幅を確保してはいるが、車いすの乗降は中扉で簡易スロープを用いることとしたので、前扉の電動スロープ板は省略された。ブルーリボン・ノンステップでは後輪タイヤハウス上の座席が後向きで、後部の5人掛け座席と対面するという変則的な配置となっていたが、これはタイヤハウス形状や床高さの見直しで、前向きに改められた。
車体は前部分を除きほとんど同一だが、中扉より後部の窓は前部と同じ高さとなり、下部に黒色フィルムを貼ることで床の高さと合わせてある。それ以外は同一で、後部に樹脂パーツを用いる点も同じ。
最大の変更は前面形状で、ブルーリボンの直線的な形状から、曲線の多い形状となり、フロントバンパーとヘッドライトが一体化されている。また京都市バスでは標準装備としているセイフティウィンドウが、これまでのオプションから標準となった。2001年度導入車は、前扉開閉コックをフロントバンパーのナンバープレート部に設けていたが、使いづらくて不評だったのか、2002年度からはセイフティウィンドウをやや小さくし、捻出したスペースに設けている。2002年度車がこの部分を黒くしていたのに対し、2003年度車は車体と同色になった。また左側バックミラーは、新製時から補助ミラーが1枚追加されて3枚構成になっている。バックアイモニターが白黒のブラウン管式から、LCD式となった。
2004年3月に17台が導入され、西賀茂営業所に8台、錦林出張所に3台、梅津営業所に3台、洛西営業所に3台が配置された。ただし洛西の3台は仮配属であり、同月のダイヤ改正で梅津に転属した。また後に梅津に最初に配置された3台は西賀茂に転属している。
2014年3月現在の配置状況は、西賀茂が690~693号車と721~727号車の11台、錦林が694~696号車の3台で、そのうち695・696号車が急行102号系統専用ラッピング、梅津が697~699号車の3台となっている。
撮影:京都駅前
2006年10月の撮影時には、中扉付近のステッカーもまだ少ない。
撮影:京都駅前
当時のカメラは、夕方で暗くなるとピントを合わせるのが苦手だった。
撮影:京都駅前
アイドリングストップバスステッカーは、2007年2月~3月頃に追加されたようだ。
57号系統
撮影:京都駅前
バス車内から撮影。57号系統は設定期間が2年と短く、撮影機会は少なかった。
203号系統
撮影:西大路四条
撮影:千本今出川
撮影:銀閣寺道
バス車内から撮影。
撮影:四条中新道
バス車内から撮影。
解 説
この時期は17号系統での撮影機会が多かったと思う。203号系統でもそこそこ撮影しているが、バス車内から撮ったものが大半で、車に被られたり切れているものが多く、公開できるレベルのものはほとんどない。
撮影:千本今出川
撮影:北野白梅町
撮影:千本北大路~金閣寺道
撮影:北野白梅町
撮影:千本今出川
695号車は通常は京ちゃんバスではないが、代走する時もあったようだ。この運転手は車庫に戻った際、次の運用の方向幕に変更していた。
解 説
2008年12月に洛バス102号系統専用ラッピング5941・6125号車が廃車となった。代替として695・696号車が一般塗装のまま102号系統専用車となり、2009年1月から専用ラッピングが施された。ブルーリボンシティの前面形状はヘッドマーク取り付けに向いていないためか、ヘッドマークは無い。また2012年には、車内の案内表示機が、多言語対応型LCDディスプレイとなった。
C.烏丸営業所錦林出張所(京都バス/単区間車)
2014-03~
解 説