京都200か06-68

 京都200 か ・6 68 

2003年度導入
今年度在籍中
メーカー:
型式:
KK-MJ27HL
車体製造:
車体:
エアロミディ・ノンステップ
シフト:
5速A/T(トルコン式)
所属:
洛西営業所(近鉄バス) 
備考:

 解 説 
2003年度に導入された三菱ふそう社は、すべて中型車(9mクラス)のエアロミディで、21台の大量導入となった。これは横大路営業所に残っていた、比較的初期の中型ツーステップ車を置き換えるのが目的だったようです。
エアロノーステップミディは、エアロミディMJシリーズ初のノンステップバスとして、2000年12月8日に販売開始された。この仕様に限り、モデル名は「エアロノーステップミディ」とされ、これまでのMJシリーズと同様の7m仕様と、ホイールベースを延長した9m仕様が設定された。
三菱ふそうの中型車としてエアロミディMKシリーズがあり、それの派生バージョンとして1985年11月に販売開始となったMK126Fが前身である。1988年にフルモデルチェンジの上、エアロミディMJシリーズとして独立している。特徴は直列6気筒エンジンを後端に横置きとした「T-DRIVE」を採用したことで、全長7mクラスながら、エアロミディMKと同じエンジンを採用しつつ、リアオーバーハングを短くして室内空間を広げることが出来た。
当初は観光仕様のみだったが、1993年のモデルより路線使用が追加され、1995年平成6年排出ガス規制適合の路線モデルKC-MJ218Fより前面がエアロミディMK路線仕様と同様になり、ワンステップバスが設定された。1998年にマイナーチェンジされ、「平成10年排出ガス規制」「中期安全ブレーキ規制」「平成10年騒音規制」へ対応することで型式がKK-MJ23HE/26HFとなる。そして交通バリアフリー法対応でノンステップバスワンステップバスの改造扱いで登場したのが「エアロノーステップミディ」となる。これが2002年10月にマイナーチェンジでKK-MJ27HL/HFとなり、愛称名も「エアロミディ・ノンステップ」となった。
京都市交通局が導入したのは中型車と言われる9m車(実際は8.69m)で、特徴としては7m車をベースに前後のオーバーハングをそのままとしてホイールベースを延長しているので、中扉がかなり後寄りにあり、低床部がこのクラスでは長く取られている。中扉より後部は座席が3列設置されているが、前後の間隔が狭くて、定員どおりに座るのは難しい。
塗装は2001年度導入の「エアロノーステップミディ」が濃緑の帯を若干細くしていたが、今年度導入車は通常の太さに戻っている。また左側のバックミラーに補助ミラーが1枚追加され、合計3枚になった。
導入された21台は、横大路京阪に6台、横大路阪急に11台、洛西近鉄に4台がそれぞれ配置された。後に横大路阪急の666号車のみ洛西近鉄に転属しており、2014年3月現在の配置は、横大路阪急16台と洛西近鉄5台となる。洛西近鉄の5台は専ら33・特33号系統を中心に運用されている。

 A.洛西営業所(近鉄バス/多区間
 2004-03~2014-03
 
 一般塗装 

 33号系統 
イメージ 1
イメージ 2
撮影:洛西バスターミナル
訪問日は土砂降りの雨だった。

イメージ 3
撮影:七条大宮・京都水族館

イメージ 4
撮影:京都駅前

イメージ 5
撮影:京都駅前
上の写真とは約8年の期間がある。

 回送車 
イメージ 6
撮影:京都駅前

 解 説 
新製当初は、668・673~675号車の4台が洛西近鉄に配置された。入れ替わりでエルガミオ4台が横大路に転出している。その後2008年1月に666号車が横大路阪急から転属してきた。

 B.洛西営業所(近鉄バス/多区間
 2014-03~
 
 一般塗装   新デザイン方向幕 

 33号系統 
イメージ 9
撮影:洛西バスターミナル

イメージ 10
撮影:西境谷町三丁目~洛西バスターミナル
竹の里北通から洛西中央通へ左折するところ。この交差点の少し北には、停留所予定地が整備されているが、洛西バスターミナルと距離的に近すぎるので、設置されることは今後も無いだろう。

 特33号系統 
イメージ 7
撮影:洛西バスターミナル
幕廻し中に撮影。

 回送車
イメージ 8
撮影:小畑川公園北口
洛西営業所を出庫して、洛西バスターミナルへ向かっているところ。

 解 説 
2014年3月改正で方向幕がリニューアルされた。基本は33・特33号系統での運用であることには変わりない。洛西営業所では、横大路営業所とは異なり、整理券車ステッカーの貼り替えは行っていないようだ。