京都200か06-55

 京都200 か ・6 55 

2003年度導入
今年度在籍中
メーカー:
型式:
KK-MJ27HL
車体製造:
車体:
エアロミディ・ノンステップ
シフト:
5速A/T(トルコン式)
所属:
横大路営業所(阪急バス) 
備考:

 解 説 
2003年度に導入された三菱ふそう社は、すべて中型車(9mクラス)のエアロミディで、21台の大量導入となった。これは横大路営業所に残っていた、比較的初期の中型ツーステップ車を置き換えるのが目的だったようです。
エアロノーステップミディは、エアロミディMJシリーズ初のノンステップバスとして、2000年12月8日に販売開始された。この仕様に限り、モデル名は「エアロノーステップミディ」とされ、これまでのMJシリーズと同様の7m仕様と、ホイールベースを延長した9m仕様が設定された。
三菱ふそうの中型車としてエアロミディMKシリーズがあり、それの派生バージョンとして1985年11月に販売開始となったMK126Fが前身である。1988年にフルモデルチェンジの上、エアロミディMJシリーズとして独立している。特徴は直列6気筒エンジンを後端に横置きとした「T-DRIVE」を採用したことで、全長7mクラスながら、エアロミディMKと同じエンジンを採用しつつ、リアオーバーハングを短くして室内空間を広げることが出来た。
当初は観光仕様のみだったが、1993年のモデルより路線使用が追加され、1995年平成6年排出ガス規制適合の路線モデルKC-MJ218Fより前面がエアロミディMK路線仕様と同様になり、ワンステップバスが設定された。1998年にマイナーチェンジされ、「平成10年排出ガス規制」「中期安全ブレーキ規制」「平成10年騒音規制」へ対応することで型式がKK-MJ23HE/26HFとなる。そして交通バリアフリー法対応でノンステップバスワンステップバスの改造扱いで登場したのが「エアロノーステップミディ」となる。これが2002年10月にマイナーチェンジでKK-MJ27HL/HFとなり、愛称名も「エアロミディ・ノンステップ」となった。
京都市交通局が導入したのは中型車と言われる9m車(実際は8.69m)で、特徴としては7m車をベースに前後のオーバーハングをそのままとしてホイールベースを延長しているので、中扉がかなり後寄りにあり、低床部がこのクラスでは長く取られている。中扉より後部は座席が3列設置されているが、前後の間隔が狭くて、定員どおりに座るのは難しい。
塗装は2001年度導入の「エアロノーステップミディ」が濃緑の帯を若干細くしていたが、今年度導入車は通常の太さに戻っている。また左側のバックミラーに補助ミラーが1枚追加され、合計3枚になった。
導入された21台は、横大路京阪に6台、横大路阪急に11台、洛西近鉄に4台がそれぞれ配置された。後に横大路阪急の1台が洛西近鉄に転属しており、2014年3月現在の配置は、横大路阪急16台と洛西近鉄5台となる。洛西近鉄の5台は専ら33・特33号系統を中心に運用されている。

 A.横大路営業所(京阪バス/多区間
 2004-03~2011-04
 
 一般塗装 

 19号系統 
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撮影:九条車庫前

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撮影:京都駅前~下京区総合庁舎前

 75号系統 
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撮影:西大路松原~西大路四条
バス車内から撮影。75号系統を担当したのは、2004年3月改正から2007年3月改正まで。

 南5号系統 
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撮影:京都駅前
本来このホイールベースなら、全長は10.5m~11mくらい無いとバランスが取れないように思う。

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撮影:京都駅前

 循環100号系統(100円バス) 
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撮影:四条河原町西詰~四条河原町北詰
バス車内から撮影。

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撮影:四条高倉東詰~寺町・新京極口

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撮影:四条高倉西詰

 解 説 
653~658号車の6台は、横大路京阪に新製配置された。すべて多区間車となる。

 B.横大路営業所(西日本ジェイアールバス/多区間
 2011-04~2014-03
 
 一般塗装 

 19号系統 
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撮影:九条車庫前

 20号系統
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撮影:横大路車庫前
横大路車庫前停留所は、横大路営業所の敷地内にある。かなり昔の話だが、ここを左折出庫する系統が存在した時は、営業所外の外環沿いにも停留所があり、営業所内には停まらず、そこで客扱いをしていた。また中書島方面へ向かう系統の場合、国道1号線と外環の交差点を渡ったところ(北東角の東寄り)にも停留所があり、車庫内と合わせて二重停車していた。いつ頃無くなったのかは不明。

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撮影:横大路車庫前

 解 説 
2011年4月から、横大路営業所の委託先が変更され、京阪バスの受託分は、今回新たに参入した西日本ジェイアールバスへ委託されることになった。
整理券車ステッカーの貼付場所は、2013年にバンパー部からヘッドライト上に変更されており、バンパー部には跡が残っている。

 C.横大路営業所(阪急バス/多区間
 2014-03~
 
 一般塗装   新デザイン方向幕 

 22号系統 
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撮影:羽束師志水町

 69号系統 
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撮影:二条駅
69号系統が横大路営業所阪急バスの担当になったのは、二条駅西口で操車する18・特18号系統と一体で運用するためだろう。

 南2号系統
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撮影:竹田駅西口

 回送車
撮影:竹田操車場

 解 説 
2014年3月改正で方向幕がリニューアルされた。また横大路営業所の委託先が変更され、小型バス以外はすべて阪急バス委託となる。系統の受け持ちを一部変更したのは、操車場や回送車の絡みたと思う。