京都200か05-14
京都200 か ・514
2002年度導入
2014年度在籍中
メーカー:
型式:
KL-HU2PMEE
車体製造:
日野車体工業
車体:
変速機:
ECOMAT(ZF製トルコン式A/T)
現所属:
西賀茂営業所(京都市)
備考:
大型ノンステップバス
解 説
2002年度の日野車は、2001年度に引き続きブルーリボンシティ・ノンステップが導入された。
日野の大型車であるブルーリボンは、2000年6月に平成11年排ガス規制適合を行い、1985年に続いて二度目となる大幅なマイナーチェンジが施された。それに伴い車種名がブルーリボンシティと改められている。フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジとしたのは、当時既にいすゞ自動車との間でバス事業の統合準備を進めており、無駄な投資を抑制していたからだろう。
構造的にはブルーリボン・ノンステップと全く同じであり、直列6気筒エンジンを後部に垂直横置とし、リアオーバーハングに機器類を集中させている。ホイールベースも変わらす5110mmとなっており、広めの中扉と合わせてノンステップ部分の床面積を広く取っている。タイヤハウス間も車いすが通れるだけの幅を確保してはいるが、車いすの乗降は中扉で簡易スロープを用いることとしたので、前扉の電動スロープ板は省略された。ブルーリボン・ノンステップでは後輪タイヤハウス上の座席が後向きで、後部の5人掛け座席と対面するという変則的な配置となっていたが、これはタイヤハウス形状や床高さの見直しで、前向きに改められた。
車体は前部分を除きほとんど同一だが、中扉より後部の窓は前部と同じ高さとなり、下部に黒色フィルムを貼ることで床の高さと合わせてある。それ以外は同一で、後部に樹脂パーツを用いる点も同じ。
最大の変更は前面形状で、ブルーリボンの直線的な形状から、曲線の多い形状となり、フロントバンパーとヘッドライトが一体化されている。また京都市バスでは標準装備としているセイフティウィンドウが、これまでのオプションから標準となった。2001年度導入車は、前扉開閉コックをフロントバンパーのナンバープレート部に設けていたが、使いづらくて不評だったのか、2002年度からはセイフティウィンドウをやや小さくし、捻出したスペースに設けている。それ以外はほぼ2001年度導入車と変わらない。
2003年3月に8台が導入され、日野車がメインで配置されている西賀茂営業所に4台、梅津営業所に3台、錦林出張所に1台が配置されている。民間委託化に伴い、そちらの管轄になった車両もあるが、営業所間での転属は現在まで無い。
1号系統
撮影:千本北大路
撮影:船岡山~千本北大路
4号系統
撮影:京都駅前
撮影当時は、四条河原町~京都駅前がノンストップ運行だった。
9号系統
撮影:下京区総合庁舎前
撮影:下京区総合庁舎前
撮影:上賀茂御薗橋
12号系統
撮影:千本北大路
撮影:衣笠操車場
46号系統
撮影:千本鞍馬口~千本北大路
系統番号不明
撮影:衣笠操車場
2014年3月改正で方向幕がリニューアルされた。また同改正では西賀茂営業所の体制が2007年3月改正以前とほぼ同様となり、衣笠操車場との回送車が復活した。また46号系統が西賀茂操車から上賀茂操車へと戻ったので、西賀茂営業所~上賀茂神社操車場間の回送車は大幅に削減されている。また西賀茂営業所~衣笠操車場間の回送車が復活した。
1号系統
撮影:西賀茂営業所(西賀茂車庫前)
撮影:千本北大路
撮影:千本北大路
撮影:二条駅前
撮影:二条駅前
この期間は46号系統が西賀茂操車だったので、運行ごとに西賀茂営業所~上賀茂神社操車場を回送していた。
解 説
2007年3月改正で、西賀茂営業所の担当系統が大幅に変更され、一部は京都バスに委託されるようになったが、2002年度の日野車はすべて直営配置となっている。
撮影:
解 説