京都200か05-08
京都200 か ・508
2002年度導入
2014年度在籍中
メーカー:
型式:
KL-MP373JK
車体製造:
車体:
西工96MC B-I ノンステップ
変速機:
A/T(アリソン製トルコン式)
所属:
烏丸営業所(京都市交通局)
備考:
大型ノンステップバス
解 説
低床化のための基本構造は「ノーステップバス」として登場以来変化はなく、駆動系レイアウトは従来からの縦置を踏襲し、エンジンとデファレンシャルごと右側(非公式側)へオフセットさせることで、後部まで低床エリアを確保している。とはいえ完全なフルフラット構造には出来なくて、後部座席4列のうち、低床部から段差の無い床は前2列分だけであり、3列目は1段上がり、最後部はさらに1段上がる。これはフルフラットノンステップと部分ノンステップの中間的な構造と言える。エンジンを縦置きとすることで高価な専用部品を極力用いず、フルフラットに近い構造を実現してはいるが、部分ノンステップバスのように座席を5列配置することはできない。最初に導入した6419・6420号車ではホイールベース5300mmだったが、これだと収容できない車庫があるためか、標準的なホイールベース4800mmへ戻っている。トランスミッションはアリソン製のトルコン式オートマチックトランスミッション。セレクターはボタン式となっている。
前年度導入車の三菱ふそう車は、屋根上のクーラーユニットが、かなり前寄りに搭載されており、外観上の大きな特徴となっていたが、今年度の導入車は中央付近の搭載へ変わった。理由はよくわからない。最後部側面のルーバー部分を黒くして、窓ガラスと一体化させており、一見するとデッドスペースが無いように見えるが、実際は最後部座席の背もたれは、窓ガラスの中央部付近にあり、意外とデッドスペースがある。もっとも、これは他社でも同様であり、ブルーリボンシティやエルガtype-Bのデッドスペースが特に大きいわけでもない。
2003年3月に導入された6台は、九条に2台と洛西に4台が配置されたが、その後の転属により2013年3月改正時点で、6台すべて烏丸営業所直営配置となった。2002年度の7台もすべて烏丸営業所に集まっており、これは烏丸車庫の収容能力により、長尺車が配置できない事情も絡んでいると思われる。
解 説
当初は洛西営業所に配置されたが、2004年3月改正で民間委託化されたことに伴い、九条営業所に転属した。法的な減価償却の済んだ古い車両を集めることで、見掛け上の収支改善を行ったのだろう。この時期はまだカメラを持っておらず、撮影は全くしていない。
2004-03~2005-03
一般塗装
撮影:西大路四条
バス車内から撮影。
快速 202号系統
撮影:北野白梅町
快速 205号系統
撮影:立命館大学前
207号系統
撮影:四条大宮
撮影:大宮五条
208号系統
撮影:烏丸七条
撮影:金閣寺道
バス車内から撮影。
解 説
2012年6月から12月までの半年間、公営交通100周年ヘッドマークが取り付けられた。
撮影:千本北大路
解 説
2013年1月にヘッドマーク取り外し、3月に転属しているので、これだけしか撮影出来なかった。
204号系統
撮影:堀川丸太町
撮影:千本北大路
206号系統
撮影:千本鞍馬口
撮影:千本北大路
206B号系統
撮影:高野橋東詰
解 説
烏丸営業所はショッピングセンターであるキタオオジタウンの直下にある半地下式の営業所であり、収容力に限りがあるので、L尺車が配置できない。その関係で2002・2003年度の三菱/西工車が集約されるようになった。
2014-03~
一般塗装 新デザイン方向幕
急行 101号系統
撮影:千本北大路
撮影:京都駅前
2014年3月改正から一部時間帯で15分間隔に増発されたが、専用ラッピング車両は4台のままなので、一般塗装車での運用が多く見られる。ラッピング車を増やすと運用に柔軟性が無くなるのを嫌ったのかもしれない。現に片道を206号系統として運用される便もあるようだ。
206号系統
撮影:千本鞍馬口
撮影:北大路堀川
解 説
2014年3月改正で方向幕がリニューアルされた。