京都200か03-26

 京都200 か ・326 

2001年度導入
2013年度在籍中
型式:三菱自動車工業 KL-MP37JK
車体:西日本車体工業 西工96MC B-I ノンステップ
シフト:A/T(アリソン製トルコン式)
所属:烏丸営業所(京都市交通局) 

 解 説 
2001年度は2年ぶりに三菱ふそうが導入された。当然全てノンステップバスで、大型車が7台と中型車が4台となる。
三菱ふそうの大型ノンステップバスは、1996年度の試験的導入以来5年ぶりとなる。この間導入された三菱大型車は、ワンステップバスか、CNGツーステップだったため。ただしすべて西工ボディでの導入であり、純正ボディではない。
構造としては変化はなく、駆動系レイアウトは縦置のまま変えず、エンジンとデフごと右側(非公式側)へオフセットさせることで、後部まで低床エリアを確保している。とはいえ完全なフルフラット構造には出来なくて、後部座席4列のうち、低床部から段差の無い床は前2列分だけであり、3列目は1段上がり、最後部はさらに1段上がる構造になっている。エンジンを縦置きとすることで高価な専用部品を極力用いず、それでもフルフラットに近い構造を実現してはいるが、部分ノンステップバスのように座席を5列配置することはできない。前回導入の6419・6420号車ではホイールベース5300mmだったが、これだと収容できない車庫があるためか、標準的なホイールベース4800mmへ戻っている。トランスミッションはアリソン製のトルコン式オートマチックトランスミッションセレクターはボタン式となっている。
今年度導入車の三菱ふそう車は、屋根上のクーラーユニットが、かなり前寄りに搭載されており、外観上の大きな特徴となっている。このため同じ西工ボディでも、他車種との区別は容易である。ちなみに純正車体でも前寄りに搭載されているので、構造上後部車軸の重量を減らしたいのか、あるいはCNG車とクーラー位置を共通化しているのかは不明。最後部側面のルーバー部分を黒くして、窓ガラスと一体化させており、一見するとデッドスペースが無いように見えるが、実際は最後部座席の背もたれは、窓ガラスの中央部付近にあり、意外とデッドスペースがある。もっとも、これは他社でも同様であり、ブルーリボンシティやエルガtype-Bのデッドスペースが特に大きいわけでもない。
2002年3月の導入時点では、烏丸・九条・洛西の3営業所に分散配置されたが、その後の転属により2014年3月改正時点では、7台すべて烏丸営業所直営配置となっている。烏丸車庫の収容問題により長尺車が配置できない事情も絡んでいると思われる。

 A.烏丸営業所(京都市/多区間
 2002-03~2014-03
 
 一般塗装 

 北3号系統 
イメージ 1
撮影:北大路バスターミナル

イメージ 2
撮影:北大路駅前(現:烏丸北大路)

イメージ 3
撮影:御園口町~上賀茂御薗橋

イメージ 4
撮影:北大路バスターミナル

 北8号系統 
イメージ 5
撮影:千本北大路

イメージ 6
イメージ 7
撮影:紫野泉堂町

イメージ 8
撮影:千本北大路

イメージ 9
撮影:千本北大路

 解 説 
導入当初より烏丸営業所配置の多区間車だった。単区間系統で運用されないこともないのだろうが、撮影はしていない。

 B.烏丸営業所(京都市/単区間
 2014-03~
 
 一般塗装   新デザイン方向幕 


撮影:


撮影:

撮影:

 206B号系統 
撮影:

撮影:

 解 説 
2014年3月改正で方向幕がリニューアルされた。