京都200か03-23

 京都200 か ・323 

2001年度導入
2014年度在籍中
メーカー:
型式:
KL-MP373JK
車体製造:
車体:
西工96MC B-I ノンステップ
変速機:
A/T(アリソン製トルコン式)
所属:
烏丸営業所(京都市交通局)
備考:

 解 説 
2001年度は2年ぶりに三菱ふそうが導入された。当然全てノンステップバスで、大型車が7台と中型車が4台となる。
三菱ふそうの大型ノンステップバスは、1996年度の試験的導入以来5年ぶりとなる。この間導入された三菱大型車は、ワンステップバスか、CNGツーステップだったため。ただしすべて西工ボディでの導入であり、純正ボディではない。
構造としては変化はなく、駆動系レイアウトは縦置のまま変えず、エンジンとデフごと右側(非公式側)へオフセットさせることで、後部まで低床エリアを確保している。とはいえ完全なフルフラット構造には出来なくて、後部座席4列のうち、低床部から段差の無い床は前2列分だけであり、3列目は1段上がり、最後部はさらに1段上がる構造になっている。エンジンを縦置きとすることで高価な専用部品を極力用いず、それでもフルフラットに近い構造を実現してはいるが、部分ノンステップバスのように座席を5列配置することはできない。前回導入の6419・6420号車ではホイールベース5300mmだったが、これだと収容できない車庫があるためか、標準的なホイールベース4800mmへ戻っている。トランスミッションはアリソン製のトルコン式オートマチックトランスミッションセレクターはボタン式となっている。
今年度導入車の三菱ふそう車は、屋根上のクーラーユニットが、かなり前寄りに搭載されており、外観上の大きな特徴となっている。このため同じ西工ボディでも、他車種との区別は容易である。ちなみに純正車体でも前寄りに搭載されているので、構造上後部車軸の重量を減らしたいのか、あるいはCNG車とクーラー位置を共通化しているのかは不明。最後部側面のルーバー部分を黒くして、窓ガラスと一体化させており、一見するとデッドスペースが無いように見えるが、実際は最後部座席の背もたれは、窓ガラスの中央部付近にあり、意外とデッドスペースがある。もっとも、これは他社でも同様であり、ブルーリボンシティやエルガtype-Bのデッドスペースが特に大きいわけでもない。
2002年3月の導入時点では、烏丸・九条・洛西の3営業所に分散配置されたが、その後の転属により2014年3月改正時点では、7台すべて烏丸営業所直営配置となっている。烏丸車庫の収容問題により長尺車が配置できない事情も絡んでいると思われる。

 A.九条営業所(京都市/単区間
 2002-03~2005-03
 
 一般塗装 

 205号系統 
イメージ 1
撮影:西ノ京円町~太子道
バス車内から撮影。

 解 説 
323号車の新製配置は九条営業所だった。

 B.九条営業所(京都市/単区間
 2005-03~2012-03
 
 一般塗装 

 202号系統 
イメージ 2
撮影:西大路五条

イメージ 3
撮影:西ノ京円町

イメージ 4
撮影:西ノ京円町
バス車内から撮影。

 快速  202号系統 
イメージ 5
撮影:衣笠校前
バス車内から撮影。

 205号系統 
イメージ 6
撮影:わら天神前~衣笠校前

イメージ 7
撮影:西大路五条

イメージ 8
撮影:西大路五条

イメージ 9
撮影:衣笠校前

 快速  205号系統 
イメージ 10
撮影:立命館大学

 208号系統 
イメージ 11
撮影:下京区総合庁舎前

 解 説 
2005年3月改正で、九条営業所の一部が京阪バスに委託されたが、ノンステップバスの大半は直営に残った。この時期は撮影の腕が伴っておらず、稚拙すぎる写真しか無い。

 C.洛西営業所(阪急バス/多区間
 2012-03~2014-03
 
 一般塗装 


 解 説 
2012年3月に、九条営業所直営から洛西営業所阪急バス委託へ転属した。撮影機会が無く、写真は無い。

 D.烏丸営業所(京都市/単区間
 2014-03~
 
 一般塗装   新デザイン方向幕 

 204号系統 
イメージ 12
撮影:千本北大路

 206号系統 
撮影:

撮影:

 206B号系統 
撮影:

撮影:

 解 説 
2014年3月改正で方向幕がリニューアルされた。また同改正及び2013年度新車導入・廃車・配転により、2001年度導入のKL-MP37JKは、すべて烏丸営業所に集中配置となった。