京都200か00-94

 京都200 か ・・ 94 

西工96MC ノンステップN尺

2000年度導入(2000年4月導入)
今年度在籍中

 主要諸元 
メーカー:いすゞ自動車
型式:KC-LV832N
車体製造:西日本車体工業
車体:西工96MC B-I
   前中扉フルフラットノンステップ
全長:10975mm
全幅:2490mm
エンジン:6HE1-TCN型 直列6気筒 7127cc
搭載方法:横置き直立
最高出力:169kW(230ps)/2700rpm
最大トルク:667N・m(68kg・m)/1400rpm
変速機:トルクコンバータ式4速AT
    (ZF製ECOMAT)
乗車定員:63名
備考:フルフラットノンステップバス
   平成6年排出ガス規制適合車
   KBSかたつむり大作戦25周年記念寄贈車

 主要諸元&解説 
リンク先の記事を参照して下さい。

 A.五条営業所(京都市/単区間
2000-04~2001-03 

 チンチンバス塗装 

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 解 説 
地元京都の放送局であるKBS京都は、1975年から毎年春に交通安全キャンペーン「かたつむり大作戦」を行っており、2000年は25周年となるため、それを記念して京都市交通局に寄贈された車両。こういった事情から2000年度導入車となってはいるが、実際は1999年度導入車と当時に発注されていたのだと思う。
導入当初はアイボリーとグリーンの旧京都市電カラー「チンチンバス塗装」で、かたつむり大作戦からの寄贈ということで、側面には人が手を繋いだイラストが配されている。
当時は急行101号系統の受け持ちが五条営業所だったため、こちらに配置されている。

 B.梅津営業所(京都市/単区間
2001-03~2005-01

 チンチンバス塗装   紫地白文字方向幕 

 急行  101号系統 
イメージ 1
この時期はまともなカメラを持っていなかったため、唯一撮影出来たのがこれ。

 解 説 
2001年3月改正で急行102号系統が新設され、既存の急行101・102号系統は、一般的な系統番号入りの方向幕に変更された。また急行101号系統が梅津営業所に移管されたため、0094号車も転属している。
他の市電カラーのバスは、2001年10月より急行100・101・102号系統をアピールする「観光百景」ラッピングが追加されたが、94号車はヘッドマークとステッカーだけにとどまっている。これは側面のイラストを隠したくないからだろう。

 C.梅津営業所(京都市/単区間
2005-01~2006-03

 洛バス101号系統ラッピング 

 紫地白文字(洛バス用)方向幕 

 急行  101号系統 
イメージ 2
撮影:京都駅前
0094号車のヘッドマークは、他の101号系統ラッピング車よりもかなり小さい。

イメージ 3
撮影:千本北大路

イメージ 4
イメージ 5
撮影:千本北大路

 回 送 車 
イメージ 6
撮影:九条車庫前
九条営業所を操車場にしており、そこから京都駅前へ向かう回送車。

イメージ 7
撮影:京都駅前
到着後発車時刻まで待機中
 解 説 
2005年1月から洛バスラッピングの対象となり、専用ラッピングが施された。急行101号系統用のラッピングデザインは、夏の木々をイメージした緑色を基調としたものが採用されている。ただし屋根とクーラーユニットはラッピングされていないので、チンチンバス塗装時代のアイボリーのままになっている。
また洛バスラッピングと共に方向幕もリニューアルされ、ローマ字部分を大きくして外国人の方にもわかりやすくした。急行101号系統の場合、一般車使用の臨時便もローマ字の大きいタイプにしたため、統一が図られている。方向幕の詳細は、急行101号系統 - 京都市バス方向幕のブログを参照して下さい。

 D.梅津営業所(京都市/単区間
2006-03~2007-03

 洛バス101号系統ラッピング 

 紫地白文字(洛バス用)方向幕 

 急行  101号系統 
イメージ 8
撮影:京都駅前

イメージ 10
イメージ 11
撮影:千本北大路

イメージ 9
撮影:千本北大路
これは最終便なので、赤灯点灯中。

イメージ 12
撮影:船岡山~千本北大路

 回 送 車 
イメージ 14
撮影:九条車庫前
九条営業所へ戻ってきた回送車。

イメージ 13
後部側面にはこのような文字が入る。
 解 説 
2006年3月改正で、梅津営業所の一部が民間委託化されたが、急行100・101号系統は営業係数が良いのでそのまま直営担当となる。

 E.九条営業所(京阪バス/単区間車) 
2007-03~2014-03

 一般塗装   紫地白文字方向幕 

 15号系統 
イメージ 15
撮影:千本丸太町
東行停留所でバス待ちしていたら、0094号車の姿が見えたので、かなりズームして撮影してみたが、この程度が限界だった。

 26号系統 
イメージ 16
撮影:四条大宮

イメージ 30
撮影:太子道

 50号系統 
イメージ 18

イメージ 17
撮影:千本中立売

 51号系統 
イメージ 31
イメージ 32
撮影:衣笠操車場

イメージ 33
イメージ 34

 55号系統 
イメージ 35

イメージ 19
撮影:千本今出川
一般塗装になって九条京阪に転属した直後は、まだヘッドマークステーがあった。

イメージ 36
撮影:二条駅

イメージ 20
撮影:四条烏丸

 71号系統 
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撮影:四条大宮

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撮影:京都外大

イメージ 37
撮影:九条車庫前

 75号系統 
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 快速  205号系統 
イメージ 24
撮影:立命館大学

 臨206号系統 
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イメージ 38
撮影:京都駅前

 急行  東山シャトル 
イメージ 26
撮影:烏丸七条

 回 送 車 
イメージ 27
イメージ 28
撮影:衣笠操車場

イメージ 39
撮影:京都駅前

イメージ 29
塗装は変わっても、この文字は外せない。

 解 説 
2007年3月改正で急行101号系統の受け持ちが、梅津営業所から烏丸営業所に変わり、専用ラッピングバスも同時に転属することになった。しかし94号車はN尺であり、全長の関係で烏丸営業所の車庫に収容することが出来ないため、急行101号系統専属から外れ、ラッピングを解除して一般塗装に変更された。そして同じくいすゞ+西工ノンステップである0072号車と共に九条営業所京阪バス委託へと転属した。これによりキュービックシャーシの西工ノンステップバス4台は、すべて九条京阪に集約されたた。
一般塗装になったものの、KBSかたつむり大作戦からの寄贈を示す文字が入れられ、広告看板類が一切ないスッキリとした外観になっている。当初はフロントバンパーが洛バスラッピング時代と変わらず、KBSかたつむり大作戦の文字が入り、ヘッドマークステーがあったが、2007年8月頃にヘッドマークステーが無くなった。そして2009年初頭あたりには、文字も無くなっている。ただし後部両側面と後部バンパーの文字はそのままになっている。
ドライブレコーダー搭載は、2013年12月~2014年1月だと思う。

 F.九条営業所(京阪バス/単区間車) 
2014-03~2016-03

 一般塗装
  黒地白文字方向幕 

 6号系統 
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撮影:千本出水~千本中立売

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撮影:千本鞍馬口ライトハウス

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撮影:千本北大路

イメージ 44
撮影:千本北大路

イメージ 45
撮影:千本鞍馬口

 快速  臨6号系統 
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撮影:乾隆校前~千本鞍馬口

イメージ 48
撮影:千本鞍馬口ライトハウス

イメージ 46
撮影:千本北大路
6号系統が横大路営業所阪急バス委託から、九条営業所京阪バス委託に移管され、同時に快速臨6号系統も西賀茂営業所京都バス委託から九条営業所京阪バス委託に移管に移管された。これにより運用も一体化されたようだ。

 50号系統 
イメージ 49
撮影:京都駅前

イメージ 50
イメージ 51
撮影:京都駅前

イメージ 52
撮影:京都駅前

イメージ 55
撮影:立命館大学

イメージ 53
イメージ 54
撮影:立命館大学
発車時刻まで待機する場合、往路幕のままにするか、回送車幕にすることが多い。

イメージ 56
撮影:立命館大学

イメージ 57
撮影:わら天神前

イメージ 58

イメージ 59
撮影:下京区総合庁舎前

イメージ 60
撮影:京都駅前

 回 送 車 
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撮影:京都駅前

イメージ 62
撮影:京都駅前

イメージ 63
イメージ 64
撮影:京都駅前
三哲操車場か九条営業所へ回送される。

イメージ 65
撮影:京都駅前
これは京都駅前から他へ回送するのではなく、バスターミナルに入り直すため。

イメージ 66
イメージ 67
撮影:山ノ内~三条春日
京都マラソン2015開催による交通規制で、立命館大学前での折り返しが出来ず、島津製作所本社・三条工場の敷地を借りて一時的に操車場としていた。ここは左折出入場限定のため回送車は御池通葛野大路通三条通と大きく迂回していた。

 解 説 
2014年3月改正で方向幕がリニューアルされた。九条営業所京阪バス委託は、衣笠操車場から外れて岩倉操車場を担当するようになった。これに伴い大半の配置車両が多区間車用機器を装備したが、0094号車は単区間車のままとなっており、6・臨6・50・71・特71号系統で運用されている。
2015年2月には、後部にノーマイカーデーPRステッカーが貼られた。

 G.九条営業所(京阪バス/単区間車) 
2016-03~

 一般塗装   黒地白文字方向幕 

 号系統 

撮影:

 解 説 
2016年3月改正で岩倉・修学院地区が均一区間内となったため、九条京阪の受け持つ系統全てが単区間車で運用可能となった。そのため新たに5・31・65号系統でも運用されるようになっている。