京都22か63-06

 京都22 か 63-06 

1995年度導入
2014年1月廃車
型式:いすゞ自動車 KC-LV280L
車体:西日本車体工業 西工58MC B-II リフト付き
シフト:ACT(フィンガーシフトM/T)
廃車時所属:洛西営業所(近鉄バス) 
備考:リフト付きバスふれあい号

 解 説 
1995年度導入車より平成6年排出ガス規制適合となり、型式がKC-LV280Lとなる。エンジンは排出ガス規制強化による出力低下を防ぐため、直列6気筒で排気量11781ccから、V型8気筒で排気量15201ccへ変更された。
6304~6306号車はリフト付きバスふれあい号で、新製当初は梅津営業所配置で、31号系統で運用されていた。1999年3月改正で31号系統が烏丸営業所に移管され、新たに91号系統用となる。そして2001年3月改正で91号系統が洛西営業所に移管されると、6304~6306号車も洛西営業所に転属した。洛西営業所には元から29号系統・西5号系統用のリフト付きバスとして5524・5525号車と5683号車があり、合計6台を3系統で運用していたようです。そして2004年3月改正で洛西営業所が民間委託化され、近鉄バス委託には、5525・5683・6306号車が配置されることになりました。

 A.洛西営業所(近鉄バス/多区間
 2004-03~2007-03
 
 一般塗装   リフト付きバス ふれあい号 

 29号系統 
イメージ 1
撮影:西院巽町
バス車内から撮影。

イメージ 2
撮影:四条大宮

 西5号系統 
イメージ 3

イメージ 4
撮影:桂坂操車場
桂坂中央停留所より撮影。

 解 説 
2004年の洛西営業所民間委託化で、6304号車は近鉄バス配置となり、主に29号系統・西5号系統のリフト付きバスふれあい号で運用されていた。

 B.洛西営業所(阪急バス/多区間
2007-03~2010-03

 一般塗装 

 28号系統
イメージ 5
撮影:四条大宮

 69号系統 
イメージ 6
撮影:西大路四条

 91号系統 
イメージ 7
撮影:四条中新道

イメージ 8
撮影:四条烏丸操車場
元々91号系統用として洛西営業所に転属しており、出戻りしたことになる。

 回送車
イメージ 9
撮影:京都駅前
通常は夜間の入庫便でしか見られない91号系統の西大路四条までの方向幕だが、京都駅前では28号系統絡みの回送車で幕廻しをするので撮影機会は多い。

 解 説 
2007年3月に5525・5683 号車が廃車となり、リフト付きバスふれあい号の運行に必要な3台を確保出来なくなったこと、ノンステップバスの普及で車いすを載せられる車両が増えたことで、ふれあい号の運行は取りやめとなり、ヘッドマークが撤去されて阪急バス委託へ転属した。これで元ふれあい号3台がすべて阪急バス配置でそろうことになった。 これ以降は単なるツーステップバスとして運用されるようになる。何となくだが、6306号車は転属してきたためか、他の元ふれあい号よりも91号系統以外での運用が多かった気がする。

 C.洛西営業所(近鉄バス/多区間
 2010-03~2014-01
 
 一般塗装

 西2号系統 
イメージ 10
バス車内から撮影。よく見ると指導運転手も乗車している。

 臨西2号系統 
イメージ 11
撮影:桂駅西口

イメージ 12
撮影:南春日町

 西8号系統  
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撮影:洛西バスターミナル

 東山シャトル 
イメージ 14
イメージ 15
撮影:京都駅前 
整理券車ステッカーを目隠ししていた。

 回送車
イメージ 16
撮影:洛西バスターミナル
洛西営業所への回送車。


イメージ 17
撮影:京都駅前
東山シャトル運用の待機中。

 解 説 
2010年3月に、リフト付きバス6304~6306号車は阪急バスから近鉄バスへ転属した。代替でCNGノンステップバス924~926号車が、近鉄バスから阪急バスへ転属している。洛西ニュータウン輸送には、収容能力の高いツーステップバスが有効だから、トレードしたのだろう。出戻りということなのか、6304・6305号車よりも多岐に運用されていた気がする。上記の撮影は、東山シャトル以外はすべて1日で撮影したもの。
2013年度新車導入による配転で、2014年1月に廃車となったようです。