京都22か57-29

 京都22 か 57-29 

1992年度導入
2007年春廃車
型式:日野自動車 U-HU2MLAA
車体:日野車体工業 ブルーリボンHU
シフト:FFシフト(フィンガーシフトM/T)
廃車時所属:梅津営業所(京都市) 

 A.梅津営業所(京都市/一部民間委託前) 
 
 ニックホビーショップ・嵯峨ニックボウル ラッピング広告車 

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 解 説 
5729号車は、 2002年2月からニック産業(株)のラッピング広告車となりました。ニック産業は京都に本社のある企業で、ボウリング場の嵯峨ニックボウルと、ホームセンターのニックホビーショップを京都府内に複数店舗展開していました。同社は2002年9月にTOBにより(株)ケーヨーの傘下となり、2009年3月にはニックホビーショップはケーヨーデイツーに店名が変更され、同年9月にはニック産業がケーヨーに吸収合併されてしまいました。嵯峨ニックボウルはケーヨー傘下でも継続していましたが、2006年6月に閉店しています。そして建物を共有していたニックホビーショップ嵯峨店も2007年4月に閉店し、建て替えられたのち、ケーヨーデイツー嵯峨店として2009年3月にリニューアルオープンしています。
ニック産業のラッピングは1年ほどで終了し、2003年前半には一般塗装にもどっています。このため撮影する機会がありませんでした。

 B.梅津営業所(京都市/一部民間委託前) 
 
 花キューピット ラッピング広告車 

 3号系統 
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撮影:四条大宮壬生寺

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撮影:四条烏丸

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撮影:四条烏丸
最終の1本前の便なので、方向幕に緑灯が点灯している。

 3F号系統 
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撮影:松尾橋
松尾橋の転回場で待機中

 59号系統 
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撮影:千本北大路

 71号系統 
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撮影:西大路四条

 解 説 
2003年にいったん一般塗装となるが、2004年2月からは「花キューピット」のラッピング広告車となる。花キューピットは配達地域の近隣生花店より配達するシステムで、花キューピット協同組合が行っている事業。
通常は3号系統で運用されていたが、2006年3月改正直前は59号系統や71号系統での運用もあったようです。

 C.梅津営業所(京都市/一部民間委託後) 
 
 花キューピット ラッピング広告車 

 3号系統 
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撮影:四条大宮

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撮影:四条大宮

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撮影:西大路四条

 臨8号系統 
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撮影:菖蒲谷池駐車場
嵐山・高雄パークウェイの途中にある菖蒲谷池駐車場で、休憩のため停車中。方向幕を「四条大宮」にしている理由は不明。ここで昼食休憩としたのは、高雄周辺で長時間留置出来る場所が無いからでしょう。ちなみに隣の5730号車は、臨特8号系統運用からの休憩中。詳細はそちらの記事を参照して下さい。

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撮影:高雄
休憩明けで菖蒲園池駐車場よりやってきました。この先で無理矢理方向転換します。

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撮影:高雄
右側に写っている傘をさして青いカッパを着ているのは西日本JRバスの社員の方達。紅葉時期だけは乗客が異様に増えるので、案内・誘導のための係員は必須です。

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撮影:四条烏丸
この日は殆ど雨で、利用客は少な目でした。この後四条烏丸交差点を左折していたので、多分御池通堀川通四条通経由で梅津営業所に戻ったのだと思います。

臨8号系統は毎年11月の土曜日・休日に運行される。2008年より高雄エクスプレスと愛称が付いた。2007年までは8号系統とは異なり、千本丸太町~丸太町通~山越通~高鼻町の経路で運行されていた。撮影した2006年11月は、横大路阪急と梅津直営が担当していたようです。梅津直営の車両には
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この方向幕が入っていないようで、「臨時」幕のみで対応していました。二条駅前~高雄間がノンストップだったので、運賃は均一区間だけ乗車の220円か、あるいは高雄乗降で500円の2種類しか無いため、多区間車の必要が無いから単区間車の5729号車が運用に入っていたのでしょう。

 解 説 
2006年3月改正以降は梅津直営配置となり、3号系統をメインに運用されていたようです。2007年春に廃車となっていますが、最後に撮影した2007年1月21日の時点でも花キューピットのラッピングだったので、おそらくそのまま廃車になったものと思われます。