京都22か56-41

 京都22 か 56-41 

1992年度導入
2007年春廃車
型式:いすゞ自動車 U-LV224K
車体:西日本車体工業 西工58MC B-I
シフト:ACT(フィンガーシフトM/T)
廃車時所属:九条営業所(京阪バス) 

 九条営業所(京阪バス) 

 
26号系統
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撮影:四条大宮
この当時は人が被ろうが、気にせず撮っていた。今ならもう少し考えるけどね(笑)

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撮影:北野中学前
現在北野中学前停留所は更新されている、

50号系統
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撮影:京都駅前
回送出庫後、ここで待機中。余談だが、市バスがダイヤ改正する度に、定時性確保のためと等時間隔運行を目指すため、余裕時分が増大する傾向にある。そのため京都駅前バスターミナル内で待機するバスが非常に増えてきた。またJRバスも昔は三哲に京都営業所があったが、西大路駅近くに移転後は常に1台以上待機するようになっており、行楽時のピークにはバスが溢れてしまうこともある。

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撮影:北野天満宮

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撮影:立命館大学

回送車
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撮影:京都駅前

 解 説 
1992年度導入のいすゞ・西工58MCボディです。ヘッドライトはオリジナルボディに合わせてあるので、同じ年式でもシャーシメーカーによって異なり、いすゞはキュービックが角型ヘッドライトなので、西工も角型ヘッドライトとなる。
1992年度の西工ボディ共通の変更点は後部の窓が3分割から1枚になったこと。また全メーカー・車体共通の変更点として、後部と側面の方向幕廻りが白から黒になったことが挙げられる。
また機械式M/Tの導入は1991年度で終了したが、今年度の導入車からは運転手の疲労軽減とシフトミス防止を目的に電磁エア式のフィンガーシフトが採用された。従来のロッド式M/Tは、シフトレバーとトランスミッションがリンケージで結ばれており、直接変速操作を行っていたが、フィンガーシフトは運転席にあるのは単なるスイッチにすぎず、実際にトランスミッションを操作するのはエアの圧力による。機械式A/Tを簡略化したようなものと言えなくもない。