京22か21-13

 京22 か 21-13 

1978年度導入車
1990?1991?年廃車
型式:日野自動車 RE101
車体:西日本車体工業 西工42MC
シフト:M/T
廃車時所属:不明

48号系統
イメージ 1
撮影:上七軒
撮影日時:1981年5月

手持ちの写真の中で一番古い京都市バスの写真がこれです。48号系統は8号系統の派生系統として三条京阪南口と小野郷出張所前を結んでいました。行先表示を「高雄・小野郷」としているのが8号系統の派生であることを物語っています。
ほとんと免許維持系統と言ってもよいくらいで、並行して運行している国鉄バスよりも圧倒的に本数が少なく、1日2便程度だったと記憶しています。小野郷も京都市の一部なので、やむなく運行していたのでしょうか。
1981年5月の地下鉄烏丸線部分開業に伴う京都市バスの改定で廃止されることが事前に発表されていたので、アルバイト先に近いバス停で時刻表を確認し、余ったフィルムで撮影したのがこの写真です。当時は系統番号表示の色分けはされておらず、全ての系統が濃い青地に白文字でした。また整理券車(多区間系統)は前部に「整理券車」のヘッドマークを取り付けて、均一車と区別できるようにしてありました。
1978年度の導入車ということは、京都市電全廃時と引き換えに大量導入された車両の一部です。この年式からはクーラーが全車両での導入となっています。車体は西工42MCで、一部で「かまぼこ」と呼ばれているタイプです。当時は4メーカー全てから導入しており、日産ディーゼル以外は純正車体と西工車体の両方で導入されていたので、単純に考えて年度別に7タイプが導入されていたことになります。

周りも含めてトリミングするとこうなります
イメージ 2
停留所の標識柱は現在でも広く使われているタイプでした。現在は屋根付きで角形の標識柱(バスロケ無し)に変わっています。